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小諸なる古城のほとり
雲白く遊子悲しむ
緑なす繁縷は萌えず
若草も藉くによしなし
しろがねの衾の岡辺
日に溶けて淡雪流る
あたゝかき光はあれど
野に満つる香も知らず
浅くのみ春は霞みて
麦の色わづかに青し
旅人の群はいくつか
畠中の道を急ぎぬ
暮れ行けば浅間も見えず
歌哀し佐久の草笛
千曲川いざよふ波の
岸近き宿にのぼりつ
濁り酒濁れる飲みて
草枕しばし慰む 島崎藤村 『千曲川旅情の歌』
日本の懐かしい早春の風景を一日の時間の移ろいとともに描いた島崎藤村の有名な詩です。
第３連の「歌哀し佐久の草笛」の一節が、クライマックスへとさらに郷愁を誘います。
草の葉を唇に当てて笛のように吹き鳴らす。哀愁を帯びた、どこか懐かしい草笛の響きは、
そのまま遠い昔へと引き戻されるような気分をもたらしますね。
「葉っぱ」が奏でる素朴な音色 ・・・
遠くなつかしい自然への郷愁 ・・・・
想像力をフル回転して、じっくりと味わっていただきたい詩です。
そんな詩の世界をイメージした作品です。
さまざまな形のグリーン系の石たちが早春の風景を描きます。
ごつごつとしたロッククリスタルは、冷たい雪解け水の流れる千曲川を表現しています。
一見とてもシンプルに見えますが、石の形やボリュームのバランスに細かい配慮が施されています。
留め具のないタイプなので、ぐるぐる回してお好きなところに石を配置してお楽しみいただけます♪
【仕 様】・・・ロッククリスタル（約１０�弌法Ε皀好▲押璽函Ε縫紂璽献Дぅ鼻�
インディアンアゲート・メタルパーツ（金古美色）
【サイズ】・・・全長 約９０ｃｍ
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・ 型番 |
AN-37 |
・ 販売価格 |
3,400円(内税) |
・ 購入数 |
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タイの切手 ��
